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町家の案山子～三姉妹 冬の雛めぐりに続き秋のイベントとして平成２１年１０月１５日から一ヵ月間「町家の案山子めぐり」を開催しました。秋は行楽シーズンでもあり対象客を親子連れに決めました。イベントの概要は田園の案山子が町家の案山子に変身して、町家や商店などに飾り観光客を迎え、観光客と交流し、観光客をもてなしするといった内容です。町家の案山子は一本足の田圃の案山子と違い、等身大の着物や服を着た大人や子供の案山子（人形）が町家や商店の中にいて、それぞれ吹き出しに台詞があり、案山子と台詞を見ながら楽しんでもらえるように工夫しています。また、メイン会場やサブ会場はテーマを決めて飾っていて、ゲームも出来るようにしてあり、キャラクターの案山子も飾るなど親子共々楽しめるようにしています。また、花畑にはリアルな牛の親子案山子や武家屋敷のあった地区には馬に乗った武将案山子なども飾っています。
観光客の反応は、「祖父母は案山子に懐かしさを感じ、私と旦那はリアルさや台詞に笑わせてもらい、子供達はキャラクターに大喜び。家族みんなで楽しめるイベントありがとう御座います。街の人も皆親切で嬉しかったです」「田んぼの中の案山子のイメージを覆すほどのインパクトの強い手作り案山子たち。大変素晴らしいです！今後色々なイベントに来たく思います」「かかしも一体一体魅力があって風情ある町並みを歩くのがとても楽しかったです。お家の中に展示されているのも新鮮でした。これからもずっと今のままの高取町であってほしいです」「毎年工夫されていて楽しみです。つるの恩返し最高！桃太郎楽しかったです。かかしって凄い。来年もきます＼(^O^)／」などであり、また、観光客数も平成２１年第一回目は６,１８３人、二回目は６,０２４人、平成２５年の第５回目は８,１２７人と雛めぐりに続く大きなイベントに成長する手応えを感じています。
そして町家のギャラリー輝における月替わりギャラリーの開催などで、観光交流人口は平成１７年度の９,６７０人から平成１８年度の１９,１２２人、平成１９年度３７,３３７人そして平成２４年度６７,５８５人と順調に増加しています。
雛めぐり